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[写真]新宿御苑内の桜が満開の時期の様子。目の前に満開の桜が広がっています。

園内にある約70品種約900本の桜は、早咲きから遅咲きまで様々あり、初春から晩春までの長い間、桜を楽しむことができます。早咲きのカンザクラ類は、2月から3月上旬が見頃。3月下旬には、淡いピンク色の染井吉野(そめいよしの)が咲き始め、八重桜は4月中旬に見頃を迎えます。10月に咲くことから名前がついた十月桜(じゅうがつざくら)は、秋と春に咲きます。桜というと、染井吉野を思い浮かべるかもしれません。現代で最も一般的な桜で、新宿御苑でも一番多く植栽されており、約300本が生育しています。その次に多いのが八重桜です。八重桜は品種名ではなく、花びらが多い八重咲きの桜の総称で、新宿御苑には一葉(いちよう)、関山(かんざん)、普賢象(ふげんぞう)、鬱金(うこん)、御衣黄(ぎょいこう)などが生育しています。

日本の文化と桜

江戸時代の花見の様子。歌川広重『玉川堤の花』1856年2月(新宿歴史博物館所蔵)。

桜は日本の春の風物詩。3月下旬以降、桜前線は徐々に北上し、各地を美しい桜色に染め上げます。日本人は古くからこの時期にお花見を楽しみ、桜に親しんできました。
日本人がこれほど桜を愛でるようになったのは平安時代以降。それまでは中国文化の影響もあり、花といえば梅を意味しましたが、日本ならではの歌詠みの文化が育まれるにつれ、桜が梅に取って代わりました。その後、権力を持った武士の間で盛大なお花見が始まり、桜の品種に名前が付けられるようになったといいます。そして現代のような花見が一般的になったのは、江戸時代。徳川吉宗により、隅田川堤や飛鳥山などに桜が植えられ、庶民の行楽を奨励したことに始まるとされます。

新宿御苑の桜

新宿御苑では、約70種900本の桜を見ることができます。こちらでは、園内で楽しめる主な桜をご紹介します。(枯死等により一部、現在園内で見られない品種もあります)

[写真]カンザクラの樹
[写真]カンザクラの花
早咲きの桜
花期:1月から3月上旬

春の桜の中でも最も早くまだ寒いころから咲き始めます。椿寒桜、熱海桜、薩摩寒桜、その他カンザクラ類など、日本庭園の茶室付近をはじめ、園内には約20本が生育しています。

[写真]染井吉野の樹
[写真]染井吉野の花
染井吉野(そめいよしの)
花期:3月下旬から4月上旬

エドヒガンとオオシマザクラなどの交雑から生まれたと考えられる品種で、現代で最も一般的な桜。園内には約300本が生育しています。新宿御苑では、中の池の水面に映る桜景色や、庭園の緑と桜の美しいコントラストを楽しめます。

[写真]一葉の樹
[写真]一葉の花
一葉(いちよう)
花期:4月上旬から中旬

大きな花を咲かせる八重咲きの品種。1~2本の雌しべが葉のような形をしていることから名付けられたといいます。八重咲きの中では開花時期が早く、染井吉野と入れ替わるように咲き始めます。園内には風景式庭園を中心に約100本が生育しています。

[写真]関山の樹
[写真]関山の花
関山(かんざん)
花期:4月中旬から下旬

八重咲きの代表品種で、フリルのようにうねる、濃いピンク色の大きな花を咲かせます。花のつぼみは塩漬けにして、桜湯などに用いられます。中央休憩所付近をはじめ園内に広く約70本が生育しています。

[写真]十月桜の樹
[写真]十月桜の花
十月桜(じゅうがつざくら)
花期:秋と春

八重咲きの二季咲き性品種で、その名のとおり10月と、さらに3月の年2回咲きます。秋の花は小ぶりながら花もちがよく、暖かい冬であればちらほらと咲き続け、また春にたくさん咲きます。園内では、新宿御苑管理事務所付近、桜園地などに生育しています。

その他の桜

下の花をクリックすると、その花の樹形が表示されます。
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