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脱炭素先行地域選定証授与式(第3回)

2023年6月7日(火)、環境省が主催する脱炭素先行地域選定証授与式(第3回)を東京都・千代田区の「有楽町朝日ホール」で開催しました。選定された16提案の関係の皆様へ、選定証を西村環境大臣から授与し、脱炭素先行地域の実現に向けた意気込みを表明していただきました。

※選定された地方公共団体や提案については、脱炭素先行地域選定結果をご覧ください。

授与式の当日の様子

1.開式挨拶(西村環境大臣)

我が国のカーボンニュートラルの実現のためには、多様な地域において、脱炭素と地域創生を同時に実現していくことが極めて重要です。本年4月のG7の札幌 気候・エネルギー・環境大臣会合において、気候変動に対して強靱な社会を実現するための地方公共団体の役割の重要さ、地方公共団体の支援や成功事例の共有、都市間連携を進めることを確認しました。

脱炭素先行地域は、2050年を待つことなく前倒しで実現を目指す全国のモデルとなる地域であり、新たに設けた重点選定モデルを含め今回選定された16の提案は、全国各地、そして全世界に広がる脱炭素ドミノの起点となるものです。皆様の取組が他の地方公共団体が憧れる脱炭素とまちおこしの好事例となることを期待しています。

2.脱炭素先行地域評価委員会 座長挨拶(株式会社日本政策投資銀行 竹ケ原氏)

皆様からの提案は、回を重ねるごとにレベルが上がっております。
今回、新しく民間事業者等との共同提案を必須とし、また、重点選定モデルを設定しましたが、これらにより提案における合意形成や事業性がより明確に、そして、皆様の個性がより引き立つようになったと感じております。

審査においては、一貫したストーリー性と展開性が重視され、設定したエリアの妥当性・蓋然性、これを将来広げていけるのかという点について説得力のある説明を求めましたが、非常に柔軟に、また、体系的にお答えいただくことができました。
今回いただいた皆さんのご提案、そして皆さんのご成功は、次なる地方公共団体へのとても素晴らしいメッセージともなり、我々評価委員会も努力してまいります。

3.選定証授与式

会場では総勢139名の皆様にご参加いただき、そのうち計18名の地方公共団体代表者、61名の企業等代表者の皆様にご登壇いただきました。地方公共団体代表者の皆様からは、

  • 「地域資源と経済の循環を創出し、持続可能なまち作り、まちの活気を創出する。」
  • 「強靱で活力のある、自立した地域モデルの構築を目指す。」
  • 「日本の先駆的モデルとなるよう、住民全員で全力で取り組む。」
  • 「生活圏内の自治会や市民の皆様と力を合わせて取組を進める。」
  • 「スマートシティ及びデジタル田園都市国家構想との連携を図る。」

など多くの熱意ある意気込みをいただきました。

4.閉式挨拶(山田環境副大臣)

皆様から力強いコメントに込められた地域脱炭素への強い熱意が、脱炭素ドミノの起点となると確信しております。
また、本日お越しいただいている多くの共同提案者と、地域一体となって取り組まれることを大変心強く感じております。

ここに至るまで、関係者との調整をはじめ多くのご苦労があったかと思いますが、実現に向けて、更なる困難も乗り越えて内容に一層磨きをかけ、全国のモデルとして輝きますよう、取組をお願いいたします。
脱炭素先行地域が実現されていく様子を示していただき、我が国の地域脱炭素のリーダーとして、日本をひいては世界を牽引していただきますことを期待しております。

5.当日の模様

当日の模様(写真) 全体写真

全体写真

当日の模様(写真) 16計画提案者

※各写真においては、主たる提案者名を表示しています。

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