生息地情報の取扱いについて
環境省では、現在、シマフクロウの生息情報については、知床など一部地域を除き基本的に「振興局単位」での公表としています。報道関係の皆様におかれましても、この原則にのっとった報道にご協力ください。ただし、特定の地域における保護活動の紹介など、特別な案件における地域名の公表の仕方については環境省にご相談ください。
環境省のシマフクロウ調査への同行取材について
シマフクロウの取材に関しては、シマフクロウの保護増殖に資するものに限り、環境省の実施する標識調査や巣箱設置などへの同行を認めています。あらかじめ環境省へ取材計画書をご提出ください。標識調査の取材に当たっては、シマフクロウへの影響を最小限にするために、同行人数は最小限に抑えていただきます。また、専門家の意見に基づき取材内容に制限を設ける場合もありますので、ご了承ください。
シマフクロウに関する番組作りを検討されている方へ
環境省のシマフクロウ調査以外に野生のシマフクロウの生態等を番組で紹介したい、という場合にはあらかじめ環境省にご相談ください。番組づくりにあたっては、シマフクロウに影響を与えるような行為(ストロボを当てる、餌付け)をしないでください。また、シマフクロウの生息地情報を公表しないでください。
餌付けに関する報道について
「シマフクロウとの共存ルール」で説明しているとおり、餌付けは野生鳥獣の生態に悪影響を与える行為であり、シマフクロウの保護にとってマイナスとなることから、環境省は「保護増殖事業計画」に基づく給餌事業以外の「餌付け」について行わないよう指導しています。環境省が餌付けを認めたり協力したりしていることはございません。各種報道におかれましては、その点を踏まえていただけますようお願いいたします。
シマフクロウの写真・映像の使用について
「シマフクロウとの共存ルール」を守らない方法で撮影された写真・映像は使用しないでください。