土地本来の潜在自然植生種を用いた植樹による環境保全林の再生
(証明書番号:251-008)
湘南国際村 めぐりの森
(サイト責任者:神奈川県、所在地:神奈川県横須賀市)
×
非営利型一般社団法人Silva(シルワ)
(所在地:神奈川県横浜市)
活動概要
湘南国際村めぐりの森における定例植樹・育樹祭や通年の育樹作業への人的支援及び植樹地における調査の実施
支援の目的
神奈川県が「湘南国際村めぐりの森」を森林再生を市民による協働参加型のコア事業と位置付け、2008年より「協働参加型めぐりの森づくり推進会議」を組織しています。 Silvaは推進会議内において「混植・密植方式植樹推進グループ」のグループ長として活動しており、植樹から森林資源活用までを含む自律的・持続的な森林マネジメントの確立を目指し、植樹後およそ3年間は草刈り等の育樹を行うことにより、メンテナンスフリーな森林再生を行っています。
アウトカム
2009年より実施している定期的な植樹祭・育樹祭は2025年11月で29回を迎えます。2024年10月にはG20 Global Land Initiativeの使節団を招き植樹祭も開催し、国際的な広がりの場となりました。2025年現在で約2.5haに86,000本の植樹を行っております。2018年より実施している森林再生指導員認定制度においては、86名の指導員が誕生しており、植樹祭や日々の育樹作業で活躍しています。また、植生調査や土壌動物調査も毎年継続的に行っています。
支援者コメント
湘南国際村めぐりの森は民間から無償で譲渡された荒れた土地を再生するため、横浜国大名誉教授宮脇昭氏が提唱する土地本来に生育する常緑広葉樹林に再生すべく、神奈川県が2008年より協働参加型のコア事業と位置付けました。地域における安全な生活環境確保を目的とし、森林の復旧と災害を予防する海岸防災林づくりを基軸に、国民・企業・行政が一体となったボランティア参加により混植・密植方式植樹推進グループが担当しています。