令和8年度 教職員等環境教育・学習推進リーダー養成研修

教職員等環境教育・
学習推進リーダー養成研修とは

本研修は、持続可能な社会の構築と個人と社会のウェルビーイングの向上に向けて、多様な主体との学び合いを通して、学校のみならず、地域におけるあらゆる場で質の高い環境教育・ESDを実践・推進するリーダーとなる人材を育成していくことを目的に開催します。

本研修では、学校におけるカリキュラム・マネジメント等の実践力向上を目指す「カリキュラム・デザイン・コース」と、環境教育・ESDにおける体験活動をはじめとする環境教育プログラムの実践力向上を目指す「プログラム・デザイン・コース」の2つのコースを設けています。

研修の様子

パンフレット(PDF)

期待される効果の一例

カリキュラム・デザイン・コース

学校教職員 — どのように学校全体で環境教育・ESD推進すればよいか演習を交えて学ぶことができる。

教育委員会 — 教職員向けの環境教育・ESDの実践研修の企画の参考になる。

行政関係者 — 環境教育・ESDの現状・課題等を施策等に反映できる。

プログラム・デザイン・コース

学校教職員 — 体験活動の実践や企業・団体等と連携する方法等について学ぶことができる。

行政関係者 — 体験の機会の場や体験活動などの環境教育プログラムの実践を理解することにより、施策等に反映できる。

NPO・企業関係者 — 他社・他団体の環境教育プログラムを知り、自社・団体の取組に生かすことができる。

両研修とも、参加者同士の交流やつながりも期待できます。

研修の趣旨

近年、気候変動、生物多様性の損失、環境汚染をはじめとする環境問題が深刻化しており、あらゆる主体による自発的な取組によって、個人の行動変容と組織や社会経済システムの変革とを連動させていくことが、これまで以上に求められています。2030年に向けた持続可能な開発目標(SDGs)等の国際的な動きや、我が国における2050年までに脱炭素社会を実現し、さらに循環型社会や自然共生社会との同時達成を目指す動きの中、環境教育の取組においては、ESD(持続可能な開発のための教育)の考え方を踏まえ、全ての大人や子どもに対して、あらゆる場において、環境・経済・社会を統合的に向上させ、組織や地域社会などでの具体的な変革に向けた行動を進める視点をもって取り組むことが重要です。

こうした理解の下、学校においては、学習指導要領に基づき、持続可能な社会の創り手となることが期待される子どもに、「生きる力」を育むに当たって、主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の実現に向けた授業改善を図り、現代的な諸課題として、自然環境や資源の有限性等の中で持続可能な社会をつくるための資質・能力を教科等横断的な視点で育成するとともに、教育課程に基づき組織的かつ計画的に各学校の教育活動の質の向上を図ること(カリキュラム・マネジメント)が求められています。

令和6年5月に全部変更の閣議決定がなされた「環境保全活動、環境保全の意欲の増進及び環境教育並びに協働取組の推進に関する基本的な方針」において、環境教育は、ESDの考え方を踏まえつつ、すべての大人や子どもに対して、あらゆる場において、発達段階又は生活の在り方に応じ、知識の習得だけでなく、目標の達成、他者との協働、情動の制御等を含む社会情動的な学び、具体的な行動に必要な技能の学びを通じ、社会や組織の変革と個人の変容を連動的に支え促すことを目的とし、体験活動、多様な主体同士の対話と協働、情報通信技術(ICT)の活用を特に重視して推進していくことが重要であるとされました。

これらを踏まえ、本研修は、持続可能な社会の構築と個人と社会のウェルビーイングの向上に向けて、多様な主体との学び合いを通して、学校のみならず、地域におけるあらゆる場で質の高い環境教育・ESDを実践・推進するリーダーとなる人材を育成していくことを目的に開催します。