脱炭素(炭素中立): ネット・ゼロ

地球規模の課題である気候変動問題の解決に向けて、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、ネット・ゼロを目指しています。ネット・ゼロの達成のためには、温室効果ガスの排出量の削減並びに吸収作用の保全及び強化をする必要があります。




科学や技術の力を使いながらも、自然との調和を大切にするタイプ。論理的に考え、変化をよく見つめる人。

身の回りの小さな変化に気づき、状況をよく見て理解しようとするタイプです。 環境の問題は、いきなり大きな行動を起こすことよりも、「何が起きているのか」「どこにムダや変化があるのか」に 気づくことから始まります。 観察者タイプの強みは、環境の状態や行動の結果を丁寧に見つめ、次につながるヒントを見つけられることです。


気候変動、生物多様性の損失、汚染という3つの世界的危機への対応に当たって、脱炭素、自然再興、循環経済等を統合的に実現する経済社会システムの構築が世界的に求められています。
我が国においては、政府全体の環境保全施策を総合的かつ計画的に推進するため、環境基本計画が策定されています。2024年5月に閣議決定された第六次環境基本計画では、環境政策の最上位の目的を、環境保全を通じた「現在及び将来の国民一人一人の生活の質、幸福度、ウェルビーイング、経済厚生の向上」(略して「ウェルビーイング/高い生活の質」)と「人類の福祉への貢献」としました。「ウェルビーイング/高い生活の質」は、市場的価値と非市場的価値によって構成され、自己肯定感などの主観的幸福感も含まれるものであり、現代における真の「豊かさ」を示したものです。
今回の計画は、気候変動、生物多様性の損失及び汚染という3つの危機への強い「危機感」に基づいています。

地球規模の課題である気候変動問題の解決に向けて、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、ネット・ゼロを目指しています。ネット・ゼロの達成のためには、温室効果ガスの排出量の削減並びに吸収作用の保全及び強化をする必要があります。

「自然を回復軌道に乗せるため、生物多様性の損失を止め、反転させる」ことで、自然保護だけを行うものではなく、社会・経済全体を生物多様性の保全等に貢献するよう変革させていく考え方です。

循環型社会の形成のためには、大量生産・大量消費・大量廃棄型の経済・社会様式につながる一方通行型の線形経済から、持続可能な形で資源を効率的・循環的に有効利用する循環経済 (サーキュラーエコノミー)への移行を推進することが鍵となります。
エネルギーの使い方をよく観察し、「ムダに使われているところ」や「減らせそうなポイント」に気づくことができます。
身近な自然や天候、生きものの変化に目を向け、環境の状態を知るきっかけをつくります。
モノの使われ方や捨てられ方を見て、「まだ使える」「減らせる」といった改善のヒントを見つけます。
観察者タイプの行動は、すぐに大きな変化を起こすものではないかもしれません。 しかし、正確な気づきや理解があるからこそ、次の行動が生まれます。 周囲に状況を伝えたり、「まず知ること」の大切さを広げていくことも、環境への大切な貢献のひとつです。