ペレケ川でトンボ観察

2023/08/04

8月に入り、知床でも30℃を超える猛暑日が続いています。
外にいるだけで汗が出てきますが、暑さにめげずペレケ川を散策してきました。

枝先に赤いトンボを発見!

翅(はね)の茶色い帯が特徴的なミヤマアカネでした。

本州では九州以北、北海道内では全域で生息しているトンボです。
成熟すると赤くなるため、他のアカトンボ類とやや類似しますが、
翅(はね)に茶色い帯が見られるのはミヤマアカネだけなので区別できます。

池沼に生息するアキアカネやナツアカネと異なり、河川の堤防沿いなどでよく見られます。

シオカラトンボもいました。

綺麗なエメラルドグリーンの複眼にうっとり

コフキトンボと少し似ていますが、前翅の脈が11本以上ある点が同定ポイントです。
(コフキトンボは結節前横脈が9本以下)

ペレケ川ではトンボの他にも沢山のチョウ類が飛んでいました。
川のせせらぎを耳にしながら生き物たちを観察できるペレケ川、おすすめの散策スポットです。

野外を散策される際はこまめな水分補給等、熱中症対策を忘れずに!

【岸田】