『知床の日』のフレペの滝

2023/02/02

1月30日は知床の価値を改めて考える『知床の日』です。
日頃から知床の自然環境に感動している私ですが、改めて…ということでフレペの滝遊歩道を歩いてきました。

フレペの滝はすっかり凍りつき、氷瀑となっていました。

双眼鏡があると芸術的な形のつららをじっくり観察できますよ。
上空にはオオワシやオジロワシもよく飛んでいるので、双眼鏡はオススメ装備です。

沖には流氷の帯がはっきりと見えています。
昨年は1月30日にウトロに初接岸しましたが、今年はまだ接岸には至っていません。

流氷は知床の生態系に欠かせない存在。
オホーツク海を豊かにし、私たちにさまざまな恵みをもたらしてくれます。
接岸がいつになるか楽しみです。

雪の少ない場所にはエゾシカが群れていました。
穏やかな天気にエゾシカたちは目を閉じてのんびりしていましたが、先日の寒波を身一つで乗り越えたのだと思うとそのたくましさに感服してしまいます。

知床連山は真っ白に輝いていました。
長く厳しい冬ですが、この時期だからこその美しさに「知床、いいな~」と改めて感じました。

実施日:2023年1月30日

小野寺