海ワシ調査についてご紹介します!

2025/12/17

今回は環境省ウトロ自然保護官事務所が毎週水曜日に行っている「海ワシ類飛来状況調査」についてご紹介していきます!

この調査は、越冬のためロシアから渡ってくるオオワシと、国内でも一部繁殖しているオジロワシの個体数をカウントする調査です。
毎年11月から4月にかけて行われています。

長期に渡って状況を調査することで、渡りの時期や飛来数の変動などを確認することが目的です。
また、世界遺産の価値が保たれているかを確認する指標の一つでもあります。

海ワシ1

調査は運転する人と調査する人の2名以上で行います。

斜里町(ウトロ)側と羅臼町側でそれぞれ行われており、ウトロ側は知布泊漁港から岩尾別川までが調査範囲です。
およそ28kmの道なりを低速で移動しながら、飛んでいるもしくは木にとまっているワシたちを双眼鏡や望遠カメラを用いて探していきます。

海ワシ2

見つけたら、発見時間・オオワシかオジロワシか・成長か幼鳥か・飛んでいたらその飛行ルートも記録します。

海ワシ3

調査対象であるオオワシ・オジロワシはどちらも天然記念物であり、絶滅危惧II類にも指定されています。
とても希少な鳥ですが、知床は彼らの主要な越冬地となっており、流氷シーズンが近づくにつれて見かける機会が増えていきます。

海ワシ4

翼を広げると2メートル以上にもなるオオワシが上空を優雅に旋回する姿は圧巻です!

知床世界遺産センターでは毎年1月中旬頃から海ワシに関する展示を開催しています。
そこでは今回紹介した調査のデータを公開・随時更新していく予定です!
今年度の展示開始日は1月15日を予定しています。それまでおたのしみに!

【櫻井】