サケ釣りシーズン、ルールとマナーを守って楽しみましょう

2026/9/29

秋を迎えた羅臼では、今年もサケがふるさとの川へと帰ってきています。
今年は9月上旬からルサ川でもサケの遡上が見られました。海から川へと戻り、
懸命に上流を目指すサケの姿は、羅臼の秋を感じさせる光景のひとつです。
一方、秋はサケ釣りを楽しむ多くの釣り人が羅臼を訪れる季節でもあります。
釣りを楽しむ際には、まず北海道で定められているルールを確認しておきましょう。

【川でサケ・マスを釣ることはできません】
北海道では、河川や湖沼などの内水面でサケ・マスを採捕することは原則禁止されています。
「釣ったあとにリリースすればいい」というわけでもありません。北海道のフィッシングルールでは、
キャッチ&リリースであっても「釣る」という行為自体が採捕にあたるとされています。
川を遡上しているサケは、釣るのではなく、そっと見守りましょう。

ルサ川のシロザケ

【漁業のまち・羅臼だからこそ、漁業活動への配慮を】
羅臼の海岸には、定置網や昆布漁をはじめ、漁業に関わる施設や作業場所が数多くあります。
コンブ干場など漁業者の作業場や立入禁止の場所には入らないこと、漁具や漁業施設に触れないこと、
漁船の操業や航行を妨げないことも大切なマナーです。

ルサ川の釣り人

【魚の内臓を浜に棄てない】
そして、知床では特に守っていただきたいことがあります。
今年、釣った魚をその場で処理し、内臓だけを浜に捨てていく行為が確認されています。絶対にやめてください。
知床はヒグマの生息地です。魚やその内臓を海岸に残すことは、ヒグマを人が利用する場所へ引き寄せる原因になります。
過去にも知床では、釣ったサケ・マスの一部を浜に残すことでヒグマが誘引され、捨てた本人だけでなく、
その後その場所を利用する人まで危険にさらすことになると注意喚起してきました。
北海道のフィッシングルールでも、余った餌や釣り針などを含め、ゴミは責任を持って持ち帰るよう呼びかけています。

【気持ちよく釣りを楽しむために】
サケ釣りは、秋ならではの楽しみのひとつです。
だからこそ、ルールを守ることはもちろん、駐車場所やゴミ、漁業活動への配慮、そしてヒグマを誘引するものを残さないことまで、一人ひとりが意識することが大切です。
釣り人も、地域で暮らす人も、漁業者も、そして野生動物も。
みんなが同じ海岸を利用していることを忘れずに、羅臼の秋の釣りを安全に楽しみましょう。
詳しい釣りのルールについては、北海道の「フィッシングルール2026」をご確認ください。

  • ★2026年度ルサフィールドハウス★
    5月1日~10月31日 9:00~17:00開館
    毎週火曜日休館

【作成者】みやこし

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