ル・エ・シャニ

2026/9/20

「ル・エ・シャニ」とは、アイヌ語で「道が・そこから・浜へ出ていくところ」という意味で地名ルサの語源となっています。羅臼岳と知床岳の間に位置するルサ川上流は標高およそ300mの低い鞍部となっていて、ルシャモンと呼ばれる知床の山並みにさえぎられた風が集まり勢いを増して吹き出す有名な「風の通り道」です。また、知床半島をルサ川に沿って東西につなぐ「通行の道」として古くから使われていて、幕末の探検家松浦武四郎の制作物にも記載されています。

ルサ川の様子

ルサ川左岸には、縄文時代から人々の暮らしがありました。

ルサ遺跡の展示模型

ルサ川左岸は、過去2回遺跡調査が行われていて、続縄文文化期の竪穴式住居跡とトビニタイ文化期の竪穴式住居跡の調査データが残されています。また、遺跡脇を通る林道を整備する際には多くの石器や土器が発掘され、現在は羅臼町郷土資料館に保管されています。

続縄文時代の土器レプリカ

目の前に広がる根室海峡に丸木舟を出して国後島へ渡り、根室方面や千島列島を北上するルートで、ルサ川に遡上するシロザケやカラフトマス、ヒグマやエゾシカの毛皮を使い交易を行っていたようです。
これらの交流、交易はルサ遺跡のような地域が、単独で閉鎖的な集落ではなく、広範囲にわたるネットワークの一端を担っていたことを表しています。

「そんな知床の大自然に触れてみたいけれど、野外散策はヒグマがいそうで怖い……」

「サケやマスだけでなく、知床の自然や歴史についても深く知りたい!」

そんな方々に朗報です! 9月12日(土)~10月19日(月)の期間限定で、ルサ周辺の自然と歴史を巡る「小一時間のショートツアー」を開催しております。

1ツアーは5名様までの少人数制のため、ルサ職員の解説を聞きながら、気になることはその場ですぐにご質問いただけます。お客様のペースに合わせてご案内できる、アットホームなツアーです。
知床ドライブの合間などに、ぜひお気軽にご参加ください!

【ル・エ・シャニツアー詳細】
期間:9/12(土)~10/19(月)
時間:約1時間
料金:大人(中学生以上)1000円 / 小人(小学生以上)500円
定員:各回5名様まで
※雨天時や、対応スタッフが不在の場合は実施できないことがございます。
時間やご予約方法など、詳しくは添付のチラシをご覧ください! 皆様のご参加をお待ちしております。

イベントチラシ

  • ★2026年度ルサフィールドハウス★
    5月1日~10月31日 9:00~17:00開館
    毎週火曜日休館

【作成者】渡辺

Page Top