短い夏がやって来た

2025/07/03

ルサフィールドハウスが開館して二カ月が過ぎました。
あっという間に夏至を迎え、西日本では異例の速さの梅雨明け。

知床も緑が濃く深くなり、生き物も人も大忙しです。

朝のウニ漁の様子

ルサ周辺では1月から6月まで続いたウニ漁が終わり、
現在は昆布漁や鮭定置網漁の準備が盛んです。

昆布漁のために整備された相泊の海岸

ルサから8km北に進んだところが「道路の末端」相泊地区、

そこから知床岬に至るまでは、そそり立つ断崖に沿うように、
漁業小屋である番屋があるほか大規模な工作物はほとんどなく、
原生的な自然環境の広がりが保たれているエリアです。

ペキンの鼻

海岸は、砂浜ではなくゴロゴロした石の浜。
流れる川に橋はありません。

どうやって渡ろうか?

ウナキベツ川

相泊から先に立ち入る際は、事前に計画を練り、リスクを理解し装備を整えるのはもちろん
常に自己による現場での適切な判断が必要です。

今夏も、知床半島先端部地区へ徒歩やシーカヤックで目指す方の問い合わせや来館をいただいています。
みなさんのお越しをお待ちしています。

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晴天よりも、どんよりグレーなガス模様の空気に羅臼らしさを感じるイナバ

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