終点相泊お気に入りの景色

2023/09/20

ルサフィールドハウスで勤務していると、よく以下の質問を受けます。
「相泊で道路が終わったら、その先何もないですよね」...。
そんな質問に対して「15分ほど歩くといい景色ありますよ!」
と答えると皆さん反応が良いのです。

今回は終点相泊から15分ほどで見られる景色の紹介をします!
相泊橋を渡ると、すぐに入林箱と注意喚起の看板が出てきます。
入林簿に名前を記載し必要事項を確認してから先へ進んでください。

少し進むと、左手に尖った大きな岩が出てきます!
どうなったらこのように尖るのだろうと成り立ちを考えながら歩くと楽しいのです。

また、干潮になると磯が現れます。
このような場所を歩くと小魚や貝、海藻を観察することもできます。

さらに先へ進むと、漁師さんが仕事で使用する番屋が出てきます。
建物の前にある石浜で羅臼昆布を干します。
写真のように昆布を干す浜を荒らされないよう”う回路”が作られているので、そちらを歩くようにしましょう。

歩いてから15分ほどで、視界が広くなり私のお気に入りの風景が見られます。
相泊から先は何もないのではなく、見ようと思えばいくらでも面白いものが見られます。
立ち寄った際は、ちょっとした散策もおすすめです。

※少しの散策でもヒグマに遭遇する可能性があります。
ルサフィールドハウスではヒグマ撃退スプレーを有料貸し出ししております。
先端部地区(相泊以北)へ行く際はルサフィールドハウスへお立寄りください。
最新情報の提供や利用についてのレクチャーを実施しています。

それ以外もクジラや鳥を観察する双眼鏡や望遠鏡も設置していますので、
是非ともルサフィールドハウスへお越しください。

知床財団 モテギ

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