折れたまま

2021/07/09

知床半島先端部地区、相泊から知床岬までの海岸トレッキング。

いつか折れるだろうと言われ続けてきた、古びたロープが巻き付けられていた枯木。
今夏、ついに折れていました。

Before(2020)
After(2021)
(よく見ると、折れた一部が転がっています)。

現地の情報は、入手したものは随時お知らせしていますが
毎日確認できる場所ではないので、

行ってみなきゃわからない。

今この瞬間にも、別の木が折れたり、岩が落っこちたりしている、かもしれません。

観光目的での利用の想定はしていないので、整備はしていません。
折れたなら、折れたまま。先端部地区エリアのキホンです。
この地を目指す人は、どんな状況にも臨機応変に対応できる力を求められます。

それは難しい技術の話というより、生きて帰るための「当たり前の感覚」、
危ない?まだ大丈夫?ヒグマが居そうな気配、...

柔軟性、そして危険を察知する緊張感をお忘れなく。


知床半島先端部地区へのトレッキング、登山、シーカヤックを計画している人は

を読み、準備。

出発前には、ルサにお立ち寄りください。

今夏はフードコンテナを無料で貸し出ししています。

火曜日は休館ですが、知床羅臼ビジターセンターでスタッフが対応いたします!

(知床財団イナバ)

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