空の青と海の青

2020/10/19

10月15日、羅臼岳は初冠雪。

先週の警報が出された大雨が嘘のように広がる青空と雪の白が美しいです。

観音岩巡視で石浜を歩くと、国後島の最高峰爺爺岳(チャチャダケ)も

雪化粧をしていました。

海の青と海の青。
雪の白と波の白。

あと、2か月もするとさらに、青と白の美しい季節がやってきます。

先月まで釣り人で賑わっていた河口。

カラフトマスのシーズンは過ぎ去り、確認できたのは遡上する少量のシロザケでした。

川底に沈んでいたカラフトマスたちの亡骸も大雨で流されてしまったようです。
河口周辺のヒグマの痕跡も少なくなり、足跡は森へと向かっていました。

先日の大雨の影響で、河川は増水しています。
カモイウンベ川については、長靴での渡渉は難しい状況です。
また、崩浜地区の大崩れ周辺で一部土砂崩れが発生した箇所(赤丸内)があります。

知床半島先端部地区をご利用時は

ルサフィールドハウスや知床羅臼ビジターセンターで

情報収集をお勧めします。

ルサフィールドハウスの今年度の開館も残りわずかとなりました。

羅臼自然保護官事務所

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