知床岬までの道のり2
2020/07/22
知床岬までの道のりは海岸沿いを歩いて行くのですが、累積標高は3000m近くあります。
登って降りて登って降りて・・・
時には、ロープを使って懸垂下降で降ります。落ちたら痛いだけではですまない・・・
落石の危険性もあります。

ですが、登ったからこそ見える景色もあるのです。

前回の記事でも書きましたが、人が小さいのか、自然が大きいのか。
そして、豊かな自然と共にある人の営みと遙かな歴史を感じます。

知床の岬にハマナスの咲く頃

私たちは無事にたどり着きました。
知床岬巡視は続きます。
おまけ
トレッキング中様々なものが落ちています。

海岸トレッキングならではでしょう。海獣類の骨も多く確認しました。
(写真右:トド頭骨 写真中央:イルカと思われる背骨 写真右:ミンククジラと思われる頭骨)
鳥の羽、骨、糞、足跡、その他漂着物に心が踊ります。
7月1日より知床岬方面へのトレッキング等の利用自粛要請は解除となりました。
余裕を持った計画を。
しかし、知床半島先端部地区は、潜在的に滑落・落石・ヒグマとの遭遇等のハイリスクの環境下での利用となります。
7月1日【ヒグマ注意】知床岬方面へのトレッキング等の利用自粛要請の解除について解除
レジャー目的での利用をお考えの方は「知床半島先端部利用の心得(シレココ)」をご確認の上、必ずルサフィールドハウスにお立ち寄りください。
- 知床羅臼ビジターセンター 電話番号:0153-87-2828
- ルサフィールドハウス 電話番号:0153-89-2722
羅臼自然保護官事務所 高林