知床岬まで_01観音岩
2019/06/27
6/19~6/21 相泊から知床岬までの海岸の、
環境省職員による往復の巡視記録です。
★内容・画像は当時のものであり、状況は常に変化しています。
知床岬方面を目指す方は、情報は参考としたうえで、
出発前には必ずルサフィールドハウスに来館ください。★
6/19 日の出3:35--------------------------------------------------
早朝、漁業者はすでに活動している。
相泊港や道の末端などで邪魔にならないよう注意する。
カモイウンベ川
数日前までの大雨でまた増水していた。
初日、スタートして15分で靴を濡らすわけにはいかない。胴長を着用して渡渉。

観音岩までの道中、延々と石浜。
奥に詰めると通称「オオクズレ」、

石が大きくなり、不規則な形状で転がっており、非常に歩きづらい。
このような海岸が、最後のさいごまで続く。
観音岩手前。
晴れているが、前日までの海の「うねり」がまだ残っており、波は高い。

晴れか・雨か、天気にばかり気をとられがちだが、
知床岬への道のりには「海」が深くかかわる。
海の変化や状況を観察して行動する。

観音岩。
ロープで確保し壁を登る。
中央、赤いウエアの人物付近が壁の約3分の2。
画像では見えないが、その上にもう一段、登るべき沢型がある。
上記に対応できない...というかたは、
無理をしないでここで折り返して相泊に戻りましょう。
(まだまだ先は長いぞ...知床財団イナバ)