自粛要請は解除となりました
2012/09/15
8月9日に発見され、以降クズレハマの海岸に残留していた漂着クジラですが、
死体はほぼ食べつくされています。
このため立ち入りの自粛要請は解除となりました。
ただし、まだ骨や皮が一部残っており、周囲には臭気があるため、
ヒグマが付近で食べ物を探し、活動する可能性は依然高いです。
仮に漂着クジラがなくても、ヒグマはいます。
カラフトマス遡上シーズンの現在、河口でのヒグマ目撃も多く寄せられています。
知床岬方面でカラフトマス釣りや、トレッキングを計画している人は、
クマスプレーやフードコンテナのクマ対策を必ずおこなってください。
食べ物を無人状態で残置したり、釣った魚をさばいて河口に内臓を捨てたりするのは、
ヒグマへの餌付け行為同然です。
ヒグマへの誤った認識や過信は、事故に直結します。
利用の心得をよく読んから、知床を楽しみましょう。