羅臼の紅葉

2026年10月11日

知床半島の東側に位置する羅臼町は、手つかずの大自然が織りなす四季折々の景観が魅力です。日本一早い紅葉とも言われる大雪山系に続き、知床でも早い時期からダケカンバやミズナラ、ナナカマドやハウチワカエデなどが色づき始めます。羅臼岳を最高峰とする知床連山は、標高の高い山頂付近から麓へ向かって徐々に紅葉が進むため、標高によって色づき具合が変化する様子を楽しめます。

知床峠から見る国後島

斜里町ウトロと羅臼町を結ぶ国道334号線(知床横断道路)の標高738mに位置する知床峠は「知床八景」の一つに数えられており、目の前にそびえる雄大な羅臼岳の山肌が、赤や黄色に染まる姿は圧巻です。また、紅葉の奥に北方領土の国後島や根室海峡を見渡すことができます。

色づく羅臼湖までの道

羅臼湖までの紅葉も見事です。知床横断道路の閉鎖までの間、ハイマツの森に浮かぶ赤や黄を眺めながら、秋の静かなトレッキングが楽しめます。標高600m~700mに位置する羅臼湖へのトレッキングルートは、紅葉に色づく羅臼岳も望むことができます。

羅臼湖歩道から見る羅臼岳

羅臼町の大自然を楽しむうえで、いくつかの気を付けておきたいポイントがあります。知床横断道路は例年11月上旬~翌4月下旬まで通行止めとなりますが、10月下旬には降雪や路面凍結による一時的な通行止めとなる可能性があります。また、標高が高い知床峠や羅臼湖の秋はかなり冷え込みます。防寒対策に温かい上着などを用意ください。また、知床はヒグマの高密度生息域です。羅臼の大自然を楽しむ際は、知床羅臼ビジターセンターで最新の情報を入手して下さい。

知床羅臼ビジターセンターは11月より冬季営業となり開閉館時間が以下のように変更します。
【開閉館時間】10:00~16:00
【休館日】月曜日

もうすぐ、知床羅臼の短い秋が終わり長い冬が始まります。

【作成者】渡辺