8月の羅臼湖

2026年8月27日

お盆は過ぎましたが、知床はまだまだ残暑が厳しい日が続いています。それでも、夏の終わりから秋にかけてのこの時期は、大自然をトレッキングするのにぴったりの季節です。

知床の自然を満喫したいけれど、『羅臼湖のトレッキングってどんな感じ?』『ヒグマが出没するって本当?』と気になっている方も多いのではないでしょうか?今回は、実際の散策路の様子や最新の自然情報、そして安全に楽しむためのヒグマ対策までをお伝えします。

羅臼湖入口

羅臼湖入口には駐車場がありません。そのため、アクセスするには「知床峠から徒歩で向かう」か「知床峠からバスを利用する」のどちらかになります。
また、知床羅臼ビジターセンターのカウンターでは、しばしば「道路から羅臼湖入口が見えない」というご質問をいただきます。実は、道路よりも一段下がった位置に入口があるため、車窓からは見えにくい構造になっているんです。

レーティングの看板

今年の7月から、羅臼岳の両登山口(岩尾別、羅臼温泉)、硫黄山、そして羅臼湖の入口に、直近のヒグマ活動情報を伝える看板が設置されました。昨年の事故を踏まえ、知床ヒグマ対策連絡協議会としてヒグマ出没の最新情報を掲示することになったものです。
現在の羅臼湖はヒグマの警戒レベル「LEVEL 2」ですが、状況は刻一刻と変化します。羅臼湖へ行かれる際は、事前に以下のサイトをチェックして、必ず最新情報を入手してくださいね。

知床情報玉手箱(知床ヒグマ対策連絡協議会)

二の沼の様子

今のところ二の沼は干上がっていますが、まとまった雨が降ればすぐに沼に戻ります。むしろ沼がない景色のほうが珍しく、今年はそれだけ山周辺での降雨が少なかったということですね。

三の沼の様子

三の沼は、羅臼岳がとても綺麗に見えるビューポイントです。タイミングさえ合えば、水面が鏡のようになり「逆さ羅臼岳」が見られることも!もちろん、どんなお天気の日でも、ここからの景色は圧巻の一言です。

四の沼の様子
五の沼の様子

この日は四の沼から羅臼湖にかけてガス(山用語で「霧」のことです)が発生したため、やや肌寒く感じました。真夏でも突然寒くなるのが知床の気候。リュックの中には、風を通さない防寒着を一枚入れておくと非常に心強いですよ。

羅臼湖の様子

いよいよ羅臼湖へ到着!……したのですが、湖全体がガスで覆われ、景色はまったく見えない状況でした。これもまた羅臼湖ならではの風景ですが、晴れた日には知西別岳の美しい全貌を望むことができます。

羅臼湖は、他では味わえない圧倒的な自然を感じられる素晴らしい場所です。しかし、そこはヒグマの生息域でもあります。
訪れる際は、必ず最新の情報をチェックし、十分な装備と対策をしてお出かけくださいね。ルールを守って、安全で素晴らしい知床の大自然を楽しんでください!

羅臼湖を利用する際のルール(環境省)についても、事前にご一読をお願いします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

【作成者】モテギ