8月4日の羅臼湖情報

2025年8月12日

8月4日に羅臼湖へ巡視に行ってきました。

歩道は乾いていましたが、深いぬかるみを歩いた痕跡が数か所ありました。その日の天候に関わらず、長靴の着用をお願いします。

ぬかるみを歩いた跡

羅臼湖入口~目梨望遥台分岐間に倒木があります。幹が落下する可能性があり、通行の際は十分注意してください。

幹の途中から折れたトドマツ

この日、ビジターセンターを出発したときは晴れていましたが、歩き始めた頃から雲が広がり始め、景色は徐々に海霧に包まれていきました。

二の沼遠景、羅臼岳は雲の中
湿原が薄黄色に変わってきた四の沼

四の沼~五の沼の木道が破損しています。
木道の破損状況はこちら

新たに五の沼周辺の木道一部が折れていました。通行の際はご注意ください。

敷板一本が折れた木道

羅臼湖展望台から知西別岳は臨むことはできませんでしたが、アマツバメが湖上を低く飛び交う様子が見られました。

海霧に包まれる羅臼湖

展望台周辺では、チシマワレモコウが咲き始めていました。他、目を楽しませてくれた植物は、ツリガネニンジン、ホザキシモツケ、クサフジ、ツルリンドウ、チシマアザミ、シラネニンジン、ヨツバヒヨドリ、ミヤマアキノキリンソウ、オトギリソウ、ハイオトギリ、ナガボノシロワレモコウ、ミミコウモリ、ワタスゲ(果穂)などです。季節が少しずつ移ろいでいるのを感じました。

展望台周辺に咲いていたチシマワレモコウ

羅臼湖に行かれる前に羅臼湖ルールをご一読ください。
羅臼湖ルール

秋山