冬はスノーシューで間歇泉へ!

2025年1月19日

知床羅臼ビジターセンターから徒歩約5分。そこに、北海道指定天然記念物の「羅臼間歇泉」があります。
約1時間ごとに、10mもの高さまで熱水が噴き出す様は圧巻です。

噴出する間歇泉

積雪のない時期であれば、歩きやすい靴で気軽に訪れることができます。
しかし、冬になると…。

間歇泉までの冬の歩道

ご覧の通り、深い雪に覆われており、普通の靴で行くと雪に埋まってしまいます。
そこでおすすめなのが、スノーシューです!

スノーシューで歩いている様子

スノーブーツや長靴と一緒にスノーシューを履けば、雪の上でも楽々歩けます。
知床羅臼ビジターセンターでは、スノーシューのレンタル(550円)も行っておりますので、ぜひご利用ください。

さらに今年は、フライングディスクエリアを新設しました。
スノーシューをレンタルされた方には、無料でフライングディスク(知床国立公園60周年・知床世界自然遺産20周年記念ver.)の貸し出しも行います。

フライングディスクの説明

雄大な景色を眺め、身体を動かし、冬の羅臼を満喫しましょう!
貸し出し期間:2025年1月9日~3月31日まで(融雪状況により短くなる可能性があります。)

知床羅臼ビジターセンターと間歇泉までの地図

運が良ければ、下記の野生動物を見ることができます。
エゾシカ、キタキツネ、オオワシ、オジロワシ、カワガラス、シマエナガ、シジュウカラ、コゲラ、ヒガラ、ハシブトガラ、ヤマセミ、アカゲラ、クマゲラ等
※野生動物は必ず見れるとは限りません。

コゲラの写真

現在の羅臼町の積雪深は39cm(2025年1月19日現在)で、平年値の43cmより少ないです。
今年は暖冬傾向で、積雪があってもすぐに融けてしまう日が多いです。
しかし、流氷が訪れると厳しい寒さが続くようになります。
しっかりと防寒対策をしてお越しください。

海氷予想図:気象庁
最新の海氷速報:海上保安庁

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