秋の訪れ
2024年10月8日
朝晩冷え込むことが多くなり、今までしばし眠っていたストーブをつける日も増えてきたこの頃。
知床・羅臼では、エゾシカ(オス)の袋角が剥け、立派な枯角が目立ちます。
また、町中や山あい構わず、オスが縄張りを主張する「ラッティングコール」が聞こえてきます。
袋角のエゾシカ
枯角のエゾシカ ※知床羅臼ビジターセンターでご覧いただけます。
夏が暑く長かった昨年に比べ、今年は心なしか色づく時期が早いように感じます。
赤色はナナカマドやウルシやカエデ、黄色は主にシラカバやダケカンバやミズナラなど。
知床羅臼ビジターセンター裏の紅葉 【撮影日2024年10月7日】
夏場の気温や日照時間の関係でしょうか、今年は鮮やかな色味が少なく、茶色く枯れた葉が多いように思います。
まだまだ残りの秋に、鑑賞することができる紅葉を期待しましょう。
羅臼湖歩道の様子 【撮影日2024年10月2日】
知床連山から吹き下ろす強烈な風は、無情にも色変わりの隙を与えず木々の葉を落としていきます。
今年は9月、10月にかけて晴れたと思ったら雨になり、
また少し晴れたと思ったら雨が続くなんていうことがよくありました。
そんな秋の移り気な天候の中、知床羅臼ビジターセンターでは10月5日にカフェ湯ノ沢が行われました。
間欠泉のそばにある山小屋ではカレーやケーキ、古本などが販売され、
知床羅臼ビジターセンターではシカ革キーホルダー作りやモルック体験会などを実施しました。
たくさんの方に、知床・羅臼の四季を感じてもらい、またイベントに参加して楽しんでいただけると嬉しいです。
これからも自然情報やイベント情報など日々発信していきたいと思います。
いしい