5/14 羅臼湖の状況

2024年5月20日

展望地から見た羅臼湖

5月になりました。
羅臼町ではゴールデンウイーク明けにようやく桜前線がやってきました。

そして、知床の山はまだ雪景色。

今回は知床峠から羅臼町側へ2kmほど下った先に入口がある羅臼湖に行きました。
歩道の6割ほどが雪に覆われており、山と遜色ない景色です。
GPSや地図読みができない方は、残雪による道迷いに注意が必要です。

それでは羅臼湖歩道の様子をご覧ください。

入口付近の様子

入口付近に設置されている看板が半分ほど雪の中。

残雪の様子

羅臼歩道上に残雪多数
歩道を探しながら、慎重に。

歩道の足元の様子

羅臼湖歩道は天候状況にもよるが、シーズンを通して大きな水溜りやぬかるみが発生しやすい場所。
羅臼湖ルール(下記URL転載)に則り、歩く際は植生保全のため長靴を着用し、歩道から外れないようにしましょう。

二の沼の様子

二の沼。
まだ残雪があるが、あと半月もすればエゾコザクラが咲きこぼれる。
チングルマも素敵な場所です。

三の沼の様子

三の沼。
逆さ羅臼岳で有名な展望地。
今はまだ、三の沼は雪の下。

四の沼の様子

四の沼。
三の沼から四の沼まで急登が続き、ようやくひと段落。
この時期からミズバショウが咲き始め、その美しさに癒されます。

五の沼の様子

五の沼。
羅臼湖を除き、唯一水面が全て露出している沼。
ここまで来れば、羅臼湖まであと少し。

羅臼湖へ到着

羅臼湖。
1時間30分ほどで到着。
休憩する際に、グレーチングや木道の間に物を落とさないように要注意。

羅臼湖は標高700mほどですが、
本州より北海道は緯度が高いため、夏でも厳しい環境です。
曇ったり、風が強ければ、防寒着が必須です。
ぜひ万全の準備をしてから歩きましょう。

羅臼湖に行く前に!

羅臼湖について
羅臼湖ルール

不明点等ございましたら、
知床羅臼ビジターセンターへお問い合わせください。

知床財団 たに