5月の「英嶺山」

2024年5月10日

5月4日に英嶺山へ登山しに行きました(標高521m、所要時間3時間)。

英嶺山は羅臼町にある低山で、雪解けが早く5月上旬頃から登山ができるのです。
登山道にはほとんど雪がなく、夏山用の登山靴でも大丈夫でした。

そんな英嶺山をご紹介していきます。

はじめに、英嶺山の駐車場は羅臼町立知床未来中学校の裏手にあります。
目印は登山マップ看板です。

英嶺山登山マップ看板

そして、登山マップ看板横にヒグマ侵入防止対策として電気柵ゲートが設置されています。
一時的に電気柵ゲートを外して、ここから歩いていきましょう。
電気柵ゲートの外し方は、別のブログ記事で紹介しております。

英嶺山入口の「電気柵の外し方」はこちら。


電気柵ゲートから10分ほど林道を登ると、入林簿が見えてきます。
入林簿に必要事項を記入し、そこから登山開始です。
登山を開始して、25分ほどで最初の名所である『四ツ倉沼』が望めます。
沼ではコガモが見られました。

四ツ倉沼の様子

さらに20分ほど登ると、『熊見台』に到着します。
ここで、ラストスパートに向けてしっかり休憩することをお勧めします。

熊見台からの景色

そして・・・熊見台から35分ほど登ると、ついに英嶺山の頂上に到着です!
頂上からは、羅臼岳をはじめとする知床連山や、海側には根室海峡をはさみ国後島を含め眺望することができ、
360度の大パノラマが広がります。その景色はとても美しかったです。

そびえたつ知床連山を眺め、夏は知床連山の縦走を頑張るぞ!
という気持ちが高まりました(ブログで更新するので楽しみに)。

英嶺山頂上からの知床連山

お手軽な低山であっても、知床半島はヒグマの生息地です。
クマ鈴やクマスプレーなど、ヒグマ対策は忘れずに。

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知床半島における登山、ヒグマ等に関するご質問は、
『知床羅臼ビジターセンター』にご気軽にお問い合わせください。

知床財団 たに