冬の羅臼の歩き方
2023年11月24日
「どこに行くのがおすすめですか」
知床横断道路も11/7から冬期通行止めになり、観光船もお休みの11月~12月、お客様から最も多く寄せられる質問です。
確かにこの時期はまだ流氷も来ておらず、海ワシ類の数も多くないので派手な場所はありません。それでも羅臼にはこんなに魅力的なスポットがあります。
羅臼国後展望塔
文字通り羅臼の町と国後島の雄大な景色を一望できるスポットです。
海抜167mの高台にあり、望遠鏡も設置されています。施設内には北方領土に関する展示や資料などもあります。
羅臼神社
羅臼の町民体育館の裏に位置する羅臼神社は、いつもきれいに手入れが行き届いており、とても気持ちのいい場所です。
境内にある「羅臼権現水」は、羅臼岳山系の湧水が湧き出ていて、多くの町民が利用しています。管理年には保健所の水質検査が実施されているので安心して飲むことができます。また、境内では、オオルリ、キビタキ、アカゲラ、コゲラ、アオジ等々、さまざまな種類の野鳥に出会うことができます。
熊の湯
知床羅臼ビジターセンターから約500m知床峠の方へ行くと、左手に見えてくるのが熊の湯です。元は地元漁師が疲れを癒すための場所でしたが、現在は全国からのリピーターが後を絶たない人気の温泉。町民とコミュニケーションが取れる穴場スポットでもあります。
維持管理は地元の有志が行ってくれております。ルール(熊の湯十か条)をよく読んで、心ゆくまで湯舟に浸かりましょう。
まだまだ紹介したいところですが、続きはぜひ、知床羅臼ビジターセンターで。冬も皆様のお越しをお待ちしております。
■知床羅臼ビジターセンターの開館時間は、11月~4月まで 10:00~16:00となります。
知床財団 みやこし