9/23 秋を感じ始めた羅臼湖

2023年09月26日

羅臼町は8月の猛暑が嘘のように気温が下がりはじめ、最高気温が20℃程度の日も増え過ごしやすくなりました。
寝る時は毛布をかぶり、窓を閉め切ります。あと少しで家のストーブもつけようかと考えてしまいます。

さて本題ですが、
9月23日に羅臼湖へ行ってきました。

羅臼湖(標高約700m)は市街地より標高が高いこともあり、気温は13℃程度と日中でも市街地より5℃ほど低く、この日は風も強かったのでとても寒かったです。
屋久島から来た方にお話を聞きましたが、「今日の羅臼湖はもう屋久島の冬だよ」と。
雨具や防寒具は必須です。

知床全体でもようやく気温が下がり、これから紅葉シーズンが始まろうとしています。
羅臼湖は、9月23日の段階で草本の色が変わり始めました。綺麗な草紅葉になってくれると良いですね。
目梨展望台からは展望の良い景色が見られ、ところどころでナナカマドやダケカンバが色づき始めているのを確認しました。
例年は9月下旬が紅葉の見頃ですが、今年は9月上旬まで暑い日が続いたため紅葉が遅れているようです。
10月初旬以降に期待しましょう。

最後に・・・
羅臼湖に至る道はぬかるみや水たまりが多い場所です。
遊歩道脇の植生を守るために、トレッキングシューズでなく長靴での利用をお願いしてます。
歩道を外れて歩くことは厳禁です!

中にはもっと水たまりが深い場所も。

羅臼湖へ行く方は、ぜひ「知床羅臼ビジターセンター」へお問い合わせください。
羅臼湖ルールやヒグマ対策等の案内、長靴レンタルも行っております。

知床財団 たに