5/19 羅臼湖の状況
2022年5月23日
5月19日(金)に羅臼湖の巡視を実施しました。
天候は曇りでしたが、歩き出せば汗ばむ陽気でした。
遊歩道はところどころ残雪に埋もれて道迷いの危険性があります。
羅臼湖入口の看板は9割が雪の下、遊歩道は全体の7割ほどが雪の下でした。
スノーシューを持参しましたが、雪が締まっていたため長靴で散策することができました。
ニの沼までの遊歩道は融雪の影響で、くるぶしまでの深さの水たまりやぬかるみがありました。
二の沼はだいぶ雪が解け、沼と分かるほどでした。
例年より融雪が早く、既に看板と木道が出ていましたが、水面全体が見えるようになるにはもう少しかかりそうです。
三の沼は結氷しており、沼の出現はまだ先になりそうです。
三の沼からアヤメヶ原方面は残雪が多く遊歩道が不明瞭なため、地形図やGPSは必須です。
四の沼は、9割程水面が出現していました。
もう少しで沼全体が見られそうです。
四の沼から羅臼湖展望台までの木道は一部雪が残っており、木道との境目が分かりづらくなっていました。
利用者が踏み抜く危険があったため、雪と木道の境目部分の除雪を行いました。
五の沼は残雪がほとんど無く、眺めがとても良かったです。
羅臼湖展望台からは、美しい羅臼湖を一望できました。
残雪期は道迷いしやすいので準備をしっかり行い、残雪期でしか味わえない羅臼湖の景色を満喫してほしいです。
知床財団 照井