賑わう季節
2021年5月14日
5月に入り雪が降ったり、晴れたりと季節は行ったり来たりを繰り返しながら着実に歩みを進めております。
ようやく知床半島にも桜の季節がやってきました。
先日、知床鳥獣保護区の巡視の為移動をしている時に、海上に黒い点が沢山動いているのが見えました。
距離が有り同定は出来ませんでしたがミズナギドリ科の海鳥の群れと思われます。
続けて海上を確認していると、シャチの背びれ、ナガスクジラと思われるブロウも確認出来ました。
そうこうしていると、オジロワシが飛んできました。
賑わう生命に思わず、「知床ってすごい・・・」と呟いてしまいました。
写真の赤丸内にシャチがいます。
大きな生き物たちが注目されることが多いですが、大きな生命が躍動しているということは、それらを支える小さな生命が豊かであるということです。
そう考えると、まずは自分の生活、行動圏内にはどんな生物が息づいているか調べてみると面白いかもしれません。
毎日の通勤路、通学路にも新しい発見がきっとあるでしょう。
写真はアミガサダケです。
探しても見つけることが出来ずにいたのですが、身近な場所で発見されました。
美味しそうです・・・。
羅臼自然保護官事務所