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シマフクロウと共に暮らす

雲 羽根 雲

かつて北海道全域に生息し、
アイヌの人々には「村の守り神」と呼ばれるほど身近な存在であったシマフクロウは、開発により生息環境が失われたことでその数を減らしました。

現在、国や団体、専門家の努力でシマフクロウの個体数は増加しつつありますが、生息地は道内の一部に限られており、今後は生息地の拡大が必要です。

シマフクロウの生息地の保全・再生を行うことは、北海道の自然環境を保全する活動でもあり、世界目標であるネイチャーポジティブの達成にもつながります。
シマフクロウのことを知り、共存する社会作りのために、一緒に保全に取り組みませんか?

シマフクロウについて

シマフクロウ

日本では北海道及び北方領土のみに生息する、世界最大級のフクロウです。

かつては北海道全域でその姿が見られましたが、過去の開発などによって20世紀の後半には絶滅寸前まで生息数を減らしました。

現在、道東地域を中心に100つがい以上が確認されていますが、生息地は道内の一部に限られており、依然として絶滅の危機に瀕しています。

シマフクロウについて、もっと知る

今後、シマフクロウの生息地を拡大するには、皆様の協力が不可欠です。
そこで、皆様と一緒にシマフクロウを守るため、共に目指す指針となるビジョンを作りました。

シマフクロウ

守るためのビジョン

シマフクロウが棲める豊かな自然環境とシマフクロウと共存する社会

豊かな自然環境とシマフクロウと共存する社会 クリックで拡大表示

  • 大きな洞のある広葉樹の大木もある豊かな森林とそのつながり
  • 魚などの餌となるいきものが豊富な川・海
豊かな自然

  • みんながシマフクロウの事を知っている
  • みんながシマフクロウ保全の取組を応援してくれる
  • シマフクロウと人とが適切なつきあい方をしている
共存する社会
シマフクロウ保全の
ビジョンについて、詳しく見る
シマフクロウへの配慮をお願いいたします

シマフクロウへの配慮をお願いいたします

生息数が増えているとはいえ、依然として絶滅の危機に瀕していることから、シマフクロウ1羽1羽を守り、配慮することが重要です。
人間の行動によりシマフクロウの生息環境が悪化しないよう、「シマフクロウとの共存ルール」を守った行動をお願いいたします。

シマフクロウとの共存ルール